CARTIER LM Must de Tank EARLIEST MODEL

COMMENT

1919年以来、永遠に作り続けられるCARTIERの名作タンク。1970年代から始まるディフュージョンラインであるマストシリーズ最初期モデルです。造りはプレマストタンクと同様で真鍮に18金張りのケース、文字盤に「must de」の表記が入るホワイトローマンのフェイスはこの過渡期に見られる個体のみの特徴になります。ホワイトローマンのタンクは後のルイカルティエコレクションにて18金無垢ケースにて展開されました。竜頭は独自の形状のカボジョンが装着します。

カルティエのエナメル質なダイアルは目立たない程度ですがクラックが入っている個体が多く見られます。こちらは希少なノンクラック。希少な初期型文字盤の中でも、大きなアドバンテージとなります。ほとんど使用されてこなかったのかケースは未仕上げで状態が良く、ガラスも傷が無く綺麗です。ベルトはクロコダイル製でタンク専用オリジナルのサイズのままに製作しております。カルティエ純正のバックルが装備されておりますので、そのオリジナル性をお楽しみ頂けます。

カルティエが腕時計の量産を始めたばかりの製品です。後のマストタンクなどに比べると造りに荒さが感じられるためリーズナブルな価格としましたが、希少性は抜群の逸品になります。

BRAND

現在では、ジュエラーとして名高いカルティエですが、まだ懐中時計が主流だった1904年に本格的な腕時計を製作したのはカルティエが最初でした。「タンク」という名前は、“戦車”を意味し、第一次世界大戦中の終結に貢献したといわれる、ルノー製の戦車がデザインの基となっています。その中でもマストシリーズは文字盤のバリエーションが豊富にあります。

HIGHLIGHT

Old Cabochon Crown,  First Release