ROLEX OYSTER SPEEDKING Ref.6431 Black Gilt Dial

COMMENT

手巻きのスピードキングはより薄いケースを実現でき、袖口を邪魔することなく、日常使いに馴染みます。文字盤は人気のブラックダイアル。 針は60年代中期に姿を消したアルファ。OYSTERとミニッツはギルト、SPEEDKINGとPRECSION表記はシルバープリントです。バーインデックスや王冠ロゴは全てフラットでスポーティーな印象です。人気のデベソバックルを備えた、ロレックス純正3連リベットブレスを装備しています。

ミラーのダイアルはパーフェクトな状態を残しています。表面に艶が残っており、光を反射させると繊細な縦ヘアラインのテクスチャが確認できます。針やインデックスはわずかにエイジングが確認できます。肉眼では一切気にならない程度のものになります。ケースはロレックスですので研磨歴こそ見られますが、ベゼルが精緻な溝をそのまま残しています。ブレスは伸びが少なく嬉しいポイントです。オーバーホール後の作動テストで、48時間越えのパワーリザーブを確認しています。

ノンデイトの手巻き、余計な機能や装飾がないシンプルを極めた腕時計です。ロレックスの防水性、耐震性、耐磁性そして精度は全て備えています。一見シンプルであるからこそ、機能美や構築美に溢れており、メンテナンス性の高さからも、一生を遂げる時計に最も相応しい一つです。

BRAND

手巻きのミッドサイズとして作り始めたスピードキングは、ROLEXの中で、さりげなく着こなせるモデルとして長年製造されています。50年代では文字盤や針の種類が多く、多彩なコレクターモデルと言えますが、60年代には洗練された薄手に変わり、女性にもお勧めできます。

HIGHLIGHT

Black GIlt Dial