OMEGA Flightmaster ref.145.013

COMMENT

フライトマスターの1stモデルです。フジツボ型の大型ケースは、放射状のヘアライン加工が施されています。クロノグラフに複数の機能を付加し、飛行士のニーズに応えたモデルで、インナー回転ベゼルは8時位置のリューズで調整し、経過時間を確認します。青色のデュアルタイム針は10時位置のリューズで任意の位置に調整でき、2カ国の時刻を同時に表示することが可能。秒針が無く、ガラス製の風防はふくらみを帯びた仕様である点がファーストモデルの特徴でもあります。

保存状態が良く、美しい存在感を放つミントコンディション。当時のダイアルでここまで状態の良いものには、市場ではまず見かけません。ホワイトのミニッツライン、グレーのダイアル、ブラックのインダイアルはエイジングがなく、当時の色調のままです。オレンジのセンタークロノ、ブルーのデュアルタイム、グリーンのインダイアルもパーフェクトです。ルミナスは色味に変化が出ておりません。ケースは研磨歴が見られません。ミントコンディションが持つ迫力を動画にてご確認ください。

スピードマスターのバリエーションとして1969年に発表され、パイロット向けに作られたフライトマスター。独特なケースフォルムは、後の「Z-33」に継承されたことでも知られ、オメガの歴史を遡る上で重要なプロダクトであったことに違いありません。

BRAND

Flightmaster（フライトマスター）は、1969年に初めて登場。独自に調整されたセカンドタイムゾーン機能を備えた革新的なパイロット用ウォッチとして販売されました。1960年代の国際旅行と航空への関心の高まりという時代背景を意識して発表されたモデルです。

HIGHLIGHT

1st,   Super Mint Condition