OMEGA

COMMENT

ミッドサイズ、カッパーダイアルのオメガ。オメガロゴとサークルライン、ミニッツは全てギルトです。ローマインデックスはルミナスですがよく見ると、わざわざ下地を出しその上に塗布していることがわかります。針は根本と先端が細くなったカッパーカラー、センターに針夜光を配しています。同型色のカラーリングでまとめることで、全体に統一感があります。ベゼルは二段構成で、上段はエッジのついた山形です。ラグは3面にカッティングしています。1930年代の製品とは思えない、精巧な作り込みです。

年式を考慮すると、状態の良さが際立ちます。ケースはややラグに打痕が確認できます。ダイアルは目立った汚れがありません。針のコンディションはまずまずですが、光をしっかりと反射します。当店にてオーバーホール済みです。古い時計ですがパワーリザーブ52時間と精度よく動いています。

ムーブメントは中型ムーブメントのcal.23.4SCT1で、バイメタルテンプを装備しています。カッパーベースにピンクゴールドのレターは、トーンが統一されててある意味特別なものであり、ファッショナブルな時計だった事でしょう。このコンディションとデザインのダイアル、戦前のオメガではなかなかみられない貴重なものです。当店にてしっかりと実用できるほどまで整備しましたので、すぐにお求めいただけます。

30mm前後のミッドサイズケースは、1940年代当時の通常メンズサイズであり、当時の最先端トレンド。こちらもそんな当時の時計メーカーの研鑽が集約したもの。腕に乗せた時のバランス感が素晴らしく「ドキッとする」ほど胸が高鳴る雰囲気があります。一目でヴィンテージウォッチとわかるサイズ感が素敵。

BRAND

社会人となった自らの象徴として、何かを成し遂げた記念の証として、人生の様々なシーンであなたの傍らで静かに時を刻む存在、オメガほど人生を彩るにふさわしいアイテムはありません。