BREITLING TOP TIME REF.2211 NOS

COMMENT

クッションケースのトップタイム。防水ケースでスクリューバックにラウンドプッシャーと人気のディテールです。ダイアルはブラックマットダイアル。インダイアルはクリームカラーの逆パンダデザインです。インデックスは2面ファセット。外側にルミナスを配しています。バーハンドは先端にホワイトペイント。インダイアルと重なった際に、読時しやすいよう計算されています。搭載キャリバー7730はカム式クロノグラフの基礎的なムーブと言えるでしょう。元々はVenus社の188をValjoux社が継承して作っているもので、ストップレバーを搭載した7733や日付付き7734など、多くのバリエーションが開発されています。60年代後半から70年代の多くのメーカーで採用されていました。現行品で多くのメーカーが使用しているETA社の自動巻クロノグラフ7750の元になっていると言っても過言ではありません。

ノンポリッシュケースのエッジ、ミントのダイアルには感銘をうけます。針、インデックス、アプライドのロゴに経年変化は一切ありません。使用せずにコレクションされるお客様もいるかと存じますので、オーバーホールはあえて行っておりません。ご希望に応じて別途、通常通りの作動保証付きオーバーホール、バンド交換致します。

名門の作る、スクエア型クロノグラフ。1970年代の自由なデザインが、当時のままに残った資料的価値を持つ一品です。

BRAND

1884年、スイスのサン・ティミエに複雑時計製作の工房が設立されたのが＜BREITLING＞のルーツ。創業者のレオン・ブライトリングはクロノグラフ製作の才能に富み、博覧会では数々の賞を受賞、その名を世間に知らしめました。彼はエンジン飛行機が発展途上であった頃から航空産業の発展を確信し、飛行機のための時計や計器メーカーとして航空産業を支える意志を示しました。その意志を受け継いだ2代目ガストン・ブライトリングは世界初の腕時計型クロノグラフを開発するなど航空産業に多大な貢献をしています。“クロノグラフのスペシャリスト”として確固たる地位を築いた＜BREITLING＞は、今なお世界中で愛されている名門ブランドとして発展し続けています。

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