五月 01, 2022
HEUER PRE CARRERA REF.2547S MARK 1
ホイヤーの12DATO(12のみアラビアのダイアル)。
ロレックスのキリーなどにも採用された、
クロノグラフ×トリプルカレンダー機能を搭載した名機Valjoux.72C搭載モデルはホイヤーコレクター垂涎の的です。
Ref.2547はカレラのモデル名がダイアルに入る前のいわゆる「プレカレラ」。
最初機にあたるRef.2547Sは、1962年からごくわずかな期間に生産。
1968年にマイナーチェンジを経た同型番を再生産するも、同年にはRef.2547NやRef.2547SNなどのカラーダイアルへとシフトチェンジしていきます。
最も希少な1962年生産、Mark1の特徴を紹介します。
※画像左が1962年製、右が1968年製の後期Ref.2547Sです。
Lugs
ケースサイドからラグがシームレスで一体成形、極太のものを採用。初期モデルの最大の特徴であり、迫力がマキシマムです。
Case Back
スクリューバック構造。
Crown
竜頭にはHEUERのロゴが入りません。
Dial
6時位置、12時間積算計上部にトリチウム夜光の「 T 」の表記。
Date Hand
日付針のポインターは青の三日月。
後期モデルから2547N、2547SNは全て赤の三日月です。
Between Lugs
リファレンス、シリアル共に刻印はありません。