CARTIER LM MUST DE TANK

COMMENT

マストシリーズには＜vermeil（ヴェルメイユ）＞という、シルバーの上に厚く金を貼る加工技術が用いられ手間とコストがかかっているため高級感のある仕様。ダイヤルは1970年代にしか見られないインデックスレスのタイプです。ウッディー（木目）な質感、ブラウンが織り混ざった色濃い鼈甲のようにも見えるものです。高級感あふれる意匠です。盤面を走るゴールドのバトンハンドと、レターのみで構成されたフェイスは引き算のデザインをわきまえたもので、高品位に溢れています。

ケースは軽仕上げのみで、ガラスも含めて傷が少なく綺麗です。ベルトはタンク専用オリジナルのサイズのままに製作しております。カルティエ純正のバックルが装備されておりますので、そのオリジナル性をお楽しみ頂けます。一見すると分からない程度ですが、文字盤に当モデルに見られるクラックがありますので、リーズナブルな価格でのご紹介です。機能に問題があるわけではございませんので、ファッションとして楽しみたい方にはおすすめです。

マストシリーズはダイヤルバリエーションの豊富さが魅力。数ある中からお気に入りの1本を選べるのもこのシリーズの醍醐味。こちらは非常に珍しいダイヤルですので、あなただけの手巻きタンクにいかがでしょうか。私共は長年に渡ってCARTIERを取り扱っておりますので、アフターサービスに自信を持っております。オーバーホール、ケース仕上げ、バンドの交換など、ご使用後のメンテナンスにおきましてもご依頼ください。

BRAND

現在では、ジュエラーとして名高いカルティエですが、まだ懐中時計が主流だった1904年に本格的な腕時計を製作したのはカルティエが最初でした。「タンク」という名前は、“戦車”を意味し、第一次世界大戦中の終結に貢献したといわれる、ルノー製の戦車がデザインの基となっています。その中でもマストシリーズは文字盤のバリエーションが豊富にあります。