CARTIER SM PRE MUST DE TANK

COMMENT

1919年以来、永遠に作り続けられるCARTIERの名作タンク。1970年代から始まるディフュージョンラインであるマストシリーズの生産前に作られた、プレマストタンクです。18金張りのケース、文字盤に「must de」の表記が入らない、ホワイトローマンのフェイスは後のルイカルティエコレクションにも重なるデザインです。プレマストの中でもフラットガラスや逆さ刻印のケースバックなどは初期のものにみられるディテールです。レターの書体もセリフが強調されたものを採用しています。古い年式でしか見られない砲弾型カボジョンリューズが装着します。type US Cartierと記載されたプレマストタンク専用純正ボックスが付属します。

ダイヤルはスーパーミントコンディションです。希少なケースですので、ケースは未仕上げです。気になるような劣化は少なく、優れたコンディションです。ベルトはタンク専用オリジナルのサイズのままに製作しております。カルティエ純正のバックルが装備されておりますので、そのオリジナル性をお楽しみ頂けます。

カルト的な人気を誇るプレマストタンク。ヴィンテージテイストとエレガンスの両方を兼ね備えたこちらは、本物嗜好の方にも満足いただけるこだわりの逸品です。

マストタンクが登場する1977年以前の製品は、ファンの間でプレマストと呼ばれています。それは1973年頃からカルティエが腕時計を量産し始めた黎明期であり、今となってはミステリアスな作品を多く製造しました。またその形状、表示や刻印のバリエーションがあります。ネット上には不確かな情報が多く、未だ解明されていない分野です。弊社は長年の取り扱いにより、正規品を研究し続けています。ダイヤルのプリントやケースのクオリティ、ムーブメントまで精査しておりますので、安心してお買い求めください。

BRAND

現在では、ジュエラーとして名高いカルティエですが、まだ懐中時計が主流だった1904年に本格的な腕時計を製作したのはカルティエが最初でした。「タンク」という名前は、“戦車”を意味し、第一次世界大戦中の終結に貢献したといわれる、ルノー製の戦車がデザインの基となっています。その中でもマストシリーズは文字盤のバリエーションが豊富にあります。