ROLEX OYSTER SPEEDKING Ref.6420 Black Gilt Dial

COMMENT

手巻きのスピードキングはより薄いケースを実現でき、袖口を邪魔することなく、日常使いに馴染みます。ダイヤルは人気のブラックミラー。 針は60年代中期に姿を消したアルファです。ROLEXはアプライド、OYSTER SPEEDKINGとミニッツはギルト、PRECSIONはシルバープリントとそれぞれ印字製法を変え、奥行きのあるフェイスに仕上げています。人気のデベソバックルを備えた、ロレックス純正3連リベットブレスを装備しています。17mmのブレスは希少なため、高ポイントとなります。

ミラーのダイヤルはツヤ感を多く残しています。厳正に判断しますと、わずかな経年変化は見られますが、光を反射させると繊細な縦方向の質感が確認できます。針やインデックスはわずかにエイジングが確認できます。肉眼では一切気にならない程度のものになります。ケースは大きな打痕などの見られない、良コンディション。程よく使用傷が散見されますが、エッジが立っております。ブレスは伸びが少なく嬉しいポイントです。オーバーホール後の作動テストで、48時間越えのパワーリザーブを確認しています。

ノンデイトの手巻き、余計な機能や装飾がないシンプルを極めた腕時計です。ロレックスの防水性、耐震性、耐磁性そして精度は全て備えています。一見シンプルであるからこそ、機能美や構築美に溢れており、メンテナンス性の高さからも、一生を遂げる時計に最も相応しい一つです。

BRAND

手巻きのミッドサイズとして作り始めたスピードキングは、ROLEXの中で、さりげなく着こなせるモデルとして長年製造されています。50年代では文字盤や針の種類が多く、多彩なコレクターモデルと言えますが、60年代には洗練された薄手に変わり、女性にもお勧めできます。