ROLEX Explorer Ref.1016 Matte Mark1 Fat Luminous

 
1967年、ポストギルトダイアルであるマットダイアルが登場。マットダイアルのエクスプローラーはおよそ20年間製造されました。
今回取り扱うのはその最初期の製品、マーク1、王冠マークの形状をカエルの足に例えられた、
通称"FROG LEG"です。
 
その中でもこんもりとパフィーなトリチウムを備えた"FAT LUM"、ファットフォントとも呼ばれています。極短い期間に製造され現存数は少なく、その愛らしい表情でロレックスファンを魅了しています。
  
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
LUMINOUS
3,6,9のフォントは正面から見て明らかに太いです。12時位置のトライアングルやバーインデックスのルミナスも含めて全て、こんもりとパフィーに立体感があります。フォントが太いだけでなくとにかくボリューミーです。
 
 
FAT 
 
NON FAT
  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
LETTER
同じ印字の地板でしょう。ファットとノンファット違いは見られません。
 
 
FAT
NON FAT
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
SERIAL AND REF
1.73ミリオン番台、フォントはご覧の通りです。
         
  
 
 
 
 
 
 
 
 
CASE BACK
1016、VI.66。ll.66 IV.67も確認されています。
 
 
  
 
 
 
 
  
CRYSTAL 
立ち上がりのないドーム風防。横から見るとラグからベゼル、風防にわたるアーチ状のフォルムが美しいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
BRACELET
7206でエンドピース(FF)は58番、
69年2期のものが付属しています。
 
Miller and Miller auction で取り扱われた個体は興味深いです。1969年に販売したことが分かります。今回こちらで紹介したものと1.735ミリオンまで同じ品でブレスレットの年式や裏蓋まで同じ仕様です。