十月 02, 2021
1968 Speedmaster Pre Moon
今でこそ「Speedmasterイコール宇宙」という図式がすぐに浮かび上がりますが、
宇宙とは全く関係のない、純粋なモータースポーツ用の時計として誕生しました。
スピードマスターは1969年のNASAによる月面着陸から現在までの約50年間、
ほとんどその形状を変化させることなく製造を続けています。
1968年、スピードマスターはRef.145.012からRef.145.022へとモデルチェンジしました。
その転換期に存在したトランジションモデルも含めて紹介します。
Center Hand
センタークロノ針はドロップエンドからスクエアエンドとなり、視認性と強度が向上しました。
Movement
ピラーホイール式のCal.321からカム式 のCal.861となりました。最も大きいバージョンアップです。
Dial
Ωマークがアプライドからプリントへ。
運針を妨げる要素がなくなり、スポーツウォッチとして進化しました。
Case Back
SPからSTへ
SP表記は145.012の一部の製品にのみ入ります。
SP = Special Poussoirs
ST = Stainless
1968 Ref.145.012 Serial 250+++++
Applied Logo Dial
Drop End Center Hand
Cal.321 Movement
145012-67 SP Case Back
1968 Ref.145.012 Transitional Serial 265+++++
Applied Logo Dial
Square End Center Hand
Cal.321 Movement
145012-68 SP Case Back
1968 Ref145.022 Transitional Serial 273+++++
Applied Logo Dial
Square End Center Hand
Square End Center Hand
Cal.861 Movement
145022-68 ST Case Back
1969 Ref.145.022 Serial 284+++++
Printed Logo Dial
Square End Center Hand
Cal.861 Movement
145022-69 ST Case Back