OMEGA Seamaster REF.2975

COMMENT 

オメガは1950年代末期に多くの名品を生み出しました。ユゲニン・フレアー（HF=Huguenin Freres）製のケースで、フォルムはシーマスター2型。新型キャリバー500系と共に生み出された、芸術的なデザインです。ラグ側面がケースと一体のラインを構成しており、堅牢ながらモダンで洗練された曲線を描いています。初期型の防水スナップRef.2975は生産数が少なく、珍しいです。希少なGPのライスブレスが付属しているのはポイントが高いです。

ダイヤルがアイボリー、ケースカラーとの馴染みが良くスマートに腕元にゴールドカラーを取り入れられます。アプライドのバーインデックス×ドルフィンハンドの王道スタイルです。針とインデックスは夜光塗料やブラックの塗料を配さない、ソリッドなスタイル。ムーブメントはオメガ初の全回転自動巻きキャリバー501を搭載。巻き上げ効率や精度が安定しており、日常的に使い易いのが魅力です。

ケースは程よく使用感を感じますが、大きな傷や打痕はありません。ケースプロポーションが良いので、迫力を感じます。ダイヤルはミントコンディションです。ホワイトダイヤルとゴールドケースのムーディなコンビネーションを楽しめます。弊社にて分解掃除済みで、日差はプラス15秒程度で良い動きをしているため、安心してお使い頂けます。

トーンの高いゴールドカラーですので、発色が良くギラギラとしません。状態の良さも相まって、1950年代のオメガの定番モデルを、現在におきましてもファッショナブルに着けこなせます。所有して実際に使用すると気がつく事かと思いますが、1970年台まで脈々と作り続けられたこの２型のケースは、曲面の融合、切り立ったエッジ、最初期のRef.2975がより力強い造形です。

 BRAND

1848年の創設以来、数多くの優れた業績を残してきたオメガ。いつの時代も多くの著名人、スポーツマン・冒険家の腕にはオメガがあり、偉大な功績とその瞬間を見守り続けてきた。その歴史に共感するファンも多く、ブランドウォッチの代名詞ともいえる存在。