
















OMEGA SPEEDMASTER MARKIII Ref.176.002
COMMENT
スピードマスターの自動巻クロノグラフを象徴する「Mark III」Ref.176.002は、1971年頃に登場したTVスクリーン型の一本です。横に張り出したトノーケースは約41×51mm級と存在感があり、火口のようなケースの意匠は「ボルケーノ」とも呼ばれます。搭載ムーブメントはCal.1040。Lemania 1340系をベースにしたオメガの初期自動巻クロノグラフで、センター分積算を含む合理的な表示構成がこのモデルの核になります(3万600振動、パワーリザーブ約44時間、ボールベアリング式ローターなどの仕様が知られています)。
コンディションは傷が少ない個体です。ケースは軽微な使用傷は見られますが、上面と側面のヘアラインがしっかり残り、全体の印象が引き締まっています。ダイヤルは良好な色味を保ち、針はクリアな質感を維持しています。インデックスは欠けがなく、視認性の高さが現存しています。弊社にて分解清掃済みです。
Mark IIIは、スピードマスターの歴史の中でもデザイン言語が大きく切り替わる時代の産物で、いわゆる“マーク系”の流れを語るうえで欠かせない存在です。ラウンドケースとは異なる量感と、操作系を含めた道具としてのまとまりが魅力で、当時のモータースポーツ/計測文化が求めた実用性を、造形として落とし込んだ一本と言えます。
BRAND
スピードマスターシリーズで初めて自動巻ムーブメントを搭載したモデル。今でこそ「Speedmasterイコール宇宙」という図式がすぐに浮かび上がりますが、当時は宇宙とは全く関係のない、純粋なモータースポーツ用の時計として誕生。また、スピードマスターは、ダイヤルではなく外周ベゼルにタキメーターを表示した世界で初めての時計と言われています。NASAは宇宙での過酷な環境にも耐えうる丈夫なクロノグラフを探しており、名だたる強豪に勝ったスピードマスターを公式時計として採用。その後1969年人類初の月面着陸の際、スピードマスターを着用していたことは有名なお話。
| BRAND | OMEGA |
| MODEL | SPEEDMASTER MARKIII |
| REFERENCE | 176002(176.002) |
| YEAR | 1973 |
| MATERIAL |
Stainless Steel |
| WINDING | Automatic |
| CALIBER | 1040 |
| SERIAL | 342+++++ |
| CASE SIZE | 41.7mm |
| CASE THICKNESS | 15.9mm |
| BETWEEN LUGS | 22.0mm |
| OVERHAULED | Yes |
| GUARANTEE | 1 Year |
| STRAP | OMEGA Genuine Strap and Buckle |
| BOX and PAPERS | No |
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