ROLEX Semi Bubble back ref.6107 Super Oyster Case

COMMENT

 「セミバブル」 と呼ばれる、バブルバックの最終モデル。完成度の高いクロノメーターでもある点も見逃せない要素です。傾斜の付いたエンジンターンドベゼルを装備。マットな質感のアイボリーカラーのダイアルにゴールドのインデックスがゴージャスな表情。ロゴやインデックスは一見浮き出て見えますが、実際には凹ませて立体感を持たせた、エンボス加工と呼ばれる当時の技法で作られています。ケースのサイズは34.3mmと小さいように見えるかもしれませんが、実際にはバブルバックの厚みが加わりますから、手首に大きな存在感を与えます。

1950年代に一時期だけ製作されていた、ねじ込みリューズではないオイスター構造を持つ「スーパーオイスターケース」を採用した希少なモデルです。セミバブルバックはスタンダードのバブルバックより少し大きく、ふっくらとしたケースバックが特徴です。

BRAND

バブルバックは1933年頃〜1955年頃まで製造されていたと言われており、ロレックスのフラッグシップ的存在であり、最高傑作のひとつ。その愛称の由来である泡のように膨らんだ裏ブタは、今では絶対にありえないフォルムゆえに惹きつけられるファンも多い。近年は流通量もすくなくなり手が出しにくい存在となっています。世界で初めて完成された自動巻き機構を搭載しアンティークロレックスの代表として位置付けられています。アンティークを極めし者はバブルバックへ行き着くといわれるほど、アンティークウォッチの深淵に位置づけられるモデル。ほどよく膨らんだケースバック、さまざまなバリエーションを持つダイアルやハンドなど、古き時代を感じさせる風格をまとったバブルバックは多くのファンに愛されている不朽の名作。

HIGHLIGHT

Semi Bubbleback,   Non Date,   Super Oyster Case