AUDEMARS PIGUET TV Screen

COMMENT

1970年代に販売されたオーデマ・ピゲです。クォーツショックの最中、機械式時計は手巻きの2針ドレスウォッチが隆盛を極めた頃の品で、名門のあえて飾らないことによる説得力が感じられる一品です。ダイアルはプレーンなホワイトダイアル。プレーンなホワイトにはバーインデックス、ペンシルハンドが組み合わされています。ケースはテレビジョンカットとも呼ばれるスクエア型です。四方の角は丸みを帯びており、しなやかな金の素材感を堪能できます。搭載ムーブメントはK2001/1A。5ポジション（五姿勢及び温度補正）の機械であり、当時の手巻き機構における最高峰です。ワンオーナーものですので、オーデマピゲの当時のクロコダイルベルトがセットで付属します。

ケースは素晴らしいコンディションです。ほとんど使用されておらず、傷が少なくしなやかなホワイトゴールドのシェイプは当時のままを残しています。ケースバックの鏡面仕上げが輝き、ホールマークを完璧に残しています。ダイアルはパーフェクトです。非防水の時計ですが、過去の入水歴は見られず、針やダイアルのプリントは当時のままを残しています。当店にて分解掃除済みで、一年間の作動保証をお付けしています。

極限までデザインを省くことにより、上質な素材と質感の良さがアピールされています。薄型で着け心地に優れますが、腕に乗せるとしっかりと金の重みが堪能できます。ジュエリーのようですが、ミニマルな意匠なので日常にもよく馴染む時計です。
 

BRAND

スイス・ジュラ山脈のル・ブラッシュで創業し、現在も同じ地に拠点を置く老舗メーカー、＜AUDEMARS PIGUET（オーデマ・ピゲ）＞。創業当初から続く超複雑時計開発の分野においてスイスで屈指の地位を確立。さらにスポーツウォッチの新しい可能性を見出した「ロイヤルオーク」で時計ブランドの最高峰に登り詰めます。＜PATEK PHILIPPE（パテック・フィリップ）＞、＜VACHERON CONSTANTIN（ヴァシュロン・コンスタンタン）＞と並び、世界3大時計ブランドと称されています。

HIGHLIGHT

Mint Case,    TV Screen