TUDOR OYSTERDATE Ref.7962

COMMENT

放射仕上げのシルバーダイヤルが艶めくオイスターデイト。トレードマークの大きなバラとドルフィンハンドを配し、TUDORらしい花びら型インデックスは「遊び心と華やかさ」を感じさせます。市場ではリダンや模造品の多いデカバラですが、当店で扱うオリジナルダイヤル品は、繊細なサンレイ仕上げと力強いインデックスとのコントラストが素晴らしいです。このダイヤルこそが、通称バラチューの最も大切なポイントです。機械にはETA1080をベースにチューダー独自のブラッシュアップを施した、Cal.2403を搭載。市場でも広く使われるムーブメントは、修理のしやすさに定評があります。

ケースは良いプロポーションをしています。エッジが立っており小傷が少なく、ダメージが目立ちやすいスムースベゼルは、鏡面が綺麗な状態です。ダイヤルはシャンパンカラーに変化しており、芳醇な表情です。ルーペで覗くと、小さなエイジングが見えます。肉眼ではほとんど気にならないのでご安心ください。特徴的なインデックスやバラロゴは、経年変化があります。ヴィンテージウォッチらしい表情をお楽しみいただけます。

TUDORのデカバラはロレックスにはない、高級感のあるカジュアルテイストを持ちます。ドレッシーですが、１日の時計選びで、つい手にとってしまいたくなるような親しみやすさです。堅牢なオイスターケースですので、気兼ねなく使いまわせる相棒のような一品です。

日本では長い間、正規取扱店のなかったチュードル。2018年10月に「チューダー」として再上陸し、メーカーの力の入れ具合にエナジーを感じます。今後さらなる注目を浴びるブランドであることは間違いないでしょう。

BRAND

1930年代に＜ROLEX＞のディフュージョンブランドとして誕生。素晴らしい製造技術を誇りながらも、時計製造コストが高く認知度が低かった＜ROLEX＞に対して、低価格で一般庶民に親しまれた＜TUDOR＞。結果的には＜TUDOR＞が世間に認められたことで、＜ROLEX＞の認知度は急激に高まり、＜ROLEX＞は現在の「世界的に有名」なブランドとして認められるようになりました。