AUDEMARS PIGUET DAY-DATE MOONPHASE Ref.22589

COMMENT

スリムな33mm径のケースは18金無垢製。ステップベゼルと小さく控えめなラグは、1930年代前後のクラシックスタイルを踏襲しています。生成色のダイヤルはグロッシーなエナメル。イエローゴールドケースとのコンビネーションはヴィンテージらしい落ち着いた雰囲気です。時分針はゴールドカラー。３時の日付、9時の曜日のインダイヤルはブルースチール針を採用しています。6時位置にはムーンフェイズを搭載し、この時計のキャラクター性を確立しています。オーデマピゲ純正の18金無垢バックルを装備しています。

搭載ムーブメントであるCal.2124 自動巻きムーブメントは33石と多石、コートドジュネーブ仕上げの美しい5姿勢差・温度調整済みと高級機ならではのスペックです。曜日、日付、ムーンフェイズコンプリケーションを搭載しています。全てリューズ操作での設定が可能となっており、

リューズ一段引きでムーンの早送り
リューズ２段引きで時刻合わせ
22時から0時の往復で日付のクイックチェンジ
23時30分から1時の往復で曜日のクイックチェンジ
となっています。

ケースはほとんど手付かずのミントコンディションです。ステップベゼルのエッジ、鏡面仕上げとヘアライン仕上げはオリジナルのままで、手触りだけでも良好なコンディションであることが分かります。ダイヤルは大変綺麗な状態です。ダメージは一切見られず、艶を残しています。ブラックプリントやムーンフェイズのブルーが当時のままに現存しています。弊社にて分解掃除済みで、全てのファンクションが正常に作動し、パワーリザーブ48時間を確認しています。

オーデマピゲは1972 年にロイヤルオークをリリース、初めこそ多くの批判を受けましたが、1970 年代後半にはブランドのフラッグシップモデルとなりました。このモデルはロイヤルオークとは対照的な、小型で控えめなドレス ウォッチですが、信じられないほど美しく、多機能自動巻ながら薄型と、マニュファクチュールの手腕が見て取れる作品となっています。

BRAND

スイス・ジュラ山脈のル・ブラッシュで創業し、現在も同じ地に拠点を置く老舗メーカー、＜AUDEMARS PIGUET（オーデマ・ピゲ）＞。創業当初から続く超複雑時計開発の分野においてスイスで屈指の地位を確立。さらにスポーツウォッチの新しい可能性を見出した「ロイヤルオーク」で時計ブランドの最高峰に登り詰めます。＜PATEK PHILIPPE（パテック・フィリップ）＞、＜VACHERON CONSTANTIN（ヴァシュロン・コンスタンタン）＞と並び、世界3大時計ブランドと称されています。

HIGHLIGHT

Mint Case