ROLEX GMT-MASTER Ref.1675 MK0.5

COMMENT

1967年製のGMTマスター1675は、マットダイアル初期の製品です。ROLEXのEの中央横線が長いことが特徴的なダイアルで、通称ロングEと呼ばれています。トリチウムルミナスにも特徴があり、こちらはミラーからマットダイアルに移行したばかりのもので、ミラー世代同様の光反応を示すパフィーなルムです。小さい三角のGMT針は当時のままの仕様です。ブレスレットは同世代のリベットブレス7206を装備しています。

ケースはやせをほとんど感じさせないもので、4本のラグのバランスが良いです。ダイアルコンディションが素晴らしく、最高評価です。ルミナスは欠損が見られず、黒ずみなどありません。4本の針は若干のくすみがあるものの、輝きを失っておりません。GMT針のルミナス中央に欠落が見られますが、本当に小さい穴ですので肉眼では気になりません。ブレスは年式のわりに良いもので、まだまだ実用でお使いいただけます。当店にてオーバーホールをしました。精度はかなり良く、49時間を超えるパワーリザーブを確認しております。

過渡期の製品でレアなディテールを有した個体です。製造期間もごく短いのであまり見かけません。状態が抜群ですので、 プライス以上の価値を秘めたお品です。

Cal.1570はクロノメーター仕様のムーブメント。1960年代半ばから1980年代後半までの長期間に渡って製造され、ロレックス社製ムーブメントの中でも、精度と耐久性のバランスが取れた傑作ムーブメントとして、高い評価を獲得しています。デイトジャストより一回り小ぶりなケースが腕なじみの良いモデルです。メンテナンスに関しても当店でも自信を持ってお付き合いさせて頂ける時計です。

BRAND

ロレックスがパン・アメリカン航空の国際線パイロットのために開発したGMTマスターは、異なる場所の時刻を把握できる機能を備えたロレックス唯一のパイロットウォッチ。GMTマスターは、エクスプローラーやサブマリーナーほどの人気を獲得していなかったが、2007年のステイタス性を押し出したモデルチェンジを機に現行モデルを代表する人気スポーツモデルとなった。この人気が引き金となり、旧型、ヴィンテージモデルともに再注目され、特に鮮やかなカラーリングの2トーンベゼルに人気が集中しています。

HIGHLIGHT

Mark 0.5