












OMEGA SPEEDMASTER MARKIII Ref.176.002
COMMENT
ケースフォルムがユニークなスピードマスターマークIII。フライトマスターなどにも使用された通称「ボルケーノ(火山)」と呼ばれるものです。ケースメーカーはスーパーコンプレッサーなど防水性に優れたケースを開発していたEPSA(Ervin Piquerez SA)製、裏蓋の内側にはダイビングベルをデフォルメした刻印が見られます。ダイアルは70年代らしいブルーのサンレイ仕上げ。9時位置のインダイアルは永久秒針の下に24時間表記の時刻を示すディスクを搭載しています。センターにあるホワイトの針はクロノグラフ秒針。羽の生えた朱色の針はクロノグラフの1時間積算計です。6時位置のインダイアルはクロノグラフの12時間積算計です。
ケースは保管に伴う小傷が散見されますが、研磨歴が見られずとても良いプロポーションです。ダイアルはご覧の通り赤くエイジングし、元のブルーと織り混ざりパープルカラーのような深みのある色合いを見せています。傷や汚れなどの気になるようなダメージはありません。タキメーターがプリントされたインナーベゼルは均一なエイジングを見せています。ダイアルとのエイジングのコントラストが興味深いです。針やレターのプリントに劣化は見られません。アプライドのインデックスはキラキラと上面を輝かせており、痩せた印象を一切抱かない素晴らしいコンディションです。
ムーブメントはオメガ初の自動巻クロノグラフキャリバー1040を搭載しています。腕に着けた時の存在感は右に出る者なし、な一品です。
BRAND
今でこそ「Speedmasterイコール宇宙」という図式がすぐに浮かび上がりますが、当時は宇宙とは全く関係のない、純粋なモータースポーツ用の時計として誕生。また、スピードマスターは、ダイヤルではなく外周ベゼルにタキメーターを表示した世界で初めての時計と言われています。1959年、スピードマスターはマイナーチェンジをします。ベゼルがアルミニウムの黒色ベースとなり、針の形状がアロー針からアルファ針に変更されたことで、より視認性が高まっています。NASAは宇宙での過酷な環境にも耐えうる丈夫なクロノグラフを探しており、名だたる強豪に勝ったスピードマスターを公式時計として採用。その後1969年人類初の月面着陸の際、スピードマスターを着用していたことは有名な話。
HIGHLIGHT
Patina Color Dial
| BRAND | OMEGA |
| MODEL | SPEEDMASTER MARKIII |
| REFERENCE | 176002(176.002) |
| YEAR | 1972 |
| MATERIAL | Stainless Steel |
| WINDING | Automatic |
| CALIBER | 1040 |
| SERIAL | 34++++++ |
| CASE SIZE | 52.0mm × 41.0mm |
| BETEWEEN LUGS | 22.0mm |
| OVERHAULED | Yes |
| GUARANTEE | 1 Year |
| STRAP | OMEGA Genuine Bracelet |
| BOX and PAPERS | No |
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