JAEGER LECOULTRE Stainless Steel Case

COMMENT

名機CAl.P450/4Cを搭載したジャガールクルト。ケース径は35.5mm、1940年代の時計としては大きめのサイズ感で、腕を覆うような装着感が心地よいです。真円のケースから伸びるラグはティアドロップ型で、サイドビューでは薄型ケースからデコラティブに飛び出ます。ダイアルはホワイト、中央の空白を目一杯に、ミニッツトラックで内と外に分けています。3.6.9.12のインデックスはブレゲ書体のプリント。針はミニッツトラックに重なった長さの、秀逸なトータルデザインです。

製造から70年以上は経過している時計ですが、大きな損傷なくとても良い状態です。ケースサイドの段や、肉厚なラグは当時のままのプロポーションをしています。ケースは細かな保管傷のみで、変な手が加わっていないことが判り高評価です。ダメージの表れやすいホワイトダイアルですが、エイジングの見られないミントコンディションです。インデックスや針は上面の鏡面仕上げが美しいです。当店にて分解掃除済みで48時間以上ののロングパワーリザーブを確認しています。

ルクルトでこの年式のオールスチール製ドレスウォッチは希少です。ヴィンテージに拘りはあるけど、ゴールド以外でさりげなく取り入れたい、そんな方へおすすめの一品です。

BRAND

＜JAEGER LE COULTRE（ジャガー・ルクルト）＞は、現在も個性的なモデルを数多く製造し続けるマニュファクチュール。かつては、他の名門メーカー（ヴァシュロン・コンスタンタン、オーデマピゲ、パテックフィリップ、カルティエ等）にもムーブメントやパーツ等のエボーシュを供給していました。始まりは1183年、スイスの小さな工房から。「科学によって立つ」という信念のもと、信頼ある機械・製造ラインを作ることに力を入れ、時計の中心地であったスイスで、高級ブランドに時計の機械・部品製造の先端を行く供給元に成長しました。＜レベルソ＞を代表する自社ブレンドモデルなど、現在では数少ない自社生産のマニファクチュールブランドです。

HIGHLIGHT

Stainless Steel Case